2017年11月18日土曜日

抽象のとらえ方

木炭デッサン
モチーフは、ベニヤ板 鏡と黒白の布のみ 
窓のひかりは左側


色は創作

白亜大阪支部小作品展

2017(H29)5

大阪リーガロイヤルホテルFギャラリー白亜関西小作品 3回目展示
 
           
「ケルトの森Ⅲ」F10


2017年11月17日金曜日

公募展 著作権のこと

菱田春草の「落葉」の虫食いの葉の日本画が好きです。
気になったので下記のようにメールをしました。


豊橋美術博物館5回トリエンナーレ豊橋

星野眞吾賞展明日の日本画を求めて

優秀賞 AM(神奈川県川崎市)落葉の作品は、

明治時代の画家菱田春草の作品と構図が全く同じです。

公募展に応募する場合どこまで許されるのでしょうか

参考のためおききしたいです。と質問した後 

丁寧な対応回答を頂きました。


菱田春草

質問した作品

回答
星野眞吾賞展 A.Mさんの作品について

「トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展」を担当しております
豊橋市美術博物館学芸員のO.Nと申します。

お問合せをいただきましたA.M氏の「落葉」は、
たしかに菱田春草の「落葉」の構図を引用した作品ですが、
著作権はすでに消滅しており、法的な問題は発生しません。
(日本では没後50年間著作権が保護されますが、春草は1961
で切れました)

構図や色彩、技法、主題すべてが同じ場合は“模写”であり、
仮にコンクールに自作として出品すれば盗作となりますが、
浅葉氏は独自の主題(テーマ)のために引用を行っており、
主題も技法も春草とは異なっています。
(ちなみに福田美蘭氏も古典を引用した作品を制作されています)

「公募展に応募する場合どこまで許されるのか」という
お問合せですが、「引用して新たに何を表現したいのか」が
最も重要なことだと思われます。そうでなければただの真似に
しかなりません。

ご参考までに、浅葉氏「落葉」に対する審査員評を下記に掲載
いたします。(図録掲載の審査評より抜粋)
ご理解いただければ幸いです。

   

◎審査員長 吉田俊英(豊田市美術館館長)
「菱田春草の名作を今日の感覚から組み立てなおし、新たな作品にしたもの。
作者はこの手法を長年続けているが、今展出品作が最も完成度が高かった」

◎審査員 菊屋吉生(山口大学教授・元山口県立美術館学芸課長)
「実に軽妙で機知に富んだ作品です。一貫して追い求めてきた菱田春草作品の
換骨奪胎スタイルが、最も成功したものだと思います」

◎審査員 野地耕一郎(泉屋博古館分館学芸課長・元山種美術館学芸員)
「よく知られた近代日本画名作のパクリだが、細部をデザイン的な要素に
還元して演色性を増した構成の周到さが、原作とは異なる親密で乾いた空間に
返還され、それが別のある物語へと見る者を誘う気持ちよさがある。
画面を眼近に見ると、岩絵具の粒立ちの触覚性をもつ一方で丹念な筆致が
意外に写実的なニュアンスがあったのも見逃せないものだった」




菱田春草は、

明治時代に生きた日本画家である。

明治維新という劇的に時代が変貌する中で、伝統的な日本の

文化は、西洋文化の激流に呑み込まれていった。

日本古来の価値観の転倒、矛盾や混乱は、鋭敏な人であれば

あるほど、苦しい日常であっただろう。

洋画の導入により、狩野派や土佐派などの伝統絵画は、日本

となった。

日本の近代美術が多くの作家の苦闘の上に築きあげられた

といわれるが、その日本美術の革進者の一人が、

春草である。




日本画家の渡邉墨燿(ぼくよう)氏との出会い


 私が絵を描こうと思ったきっかけは日本画家の渡邉墨燿(ぼくよう)氏の存在が大きい。(伊東深水、朝丘雪路のお父さん)内弟子でした。

平成13頃 渡邉墨燿氏自宅にて今までの作品を観覧する機会があり日本画はもとより水彩画 風景スケッチ画 裸婦画 ペン画も描かれ すごい量に圧倒されました。

40年50年前の川西市 伊丹市 池田市内の開発前の古い街並みのスケッチ画が凄い。私に日本画の下絵はこのようにと実物を示し説明して下さいます。本画では一番苦心した箇所を熱く語ってくださいます。

2019 現在 墨燿(ぼくよう)氏は川西市在住89歳 お声は若々しくお気持ちも若いです。時々訪ねお話をさせて頂いてます。



平成13年頃から墨燿氏の藁葺き屋根廃屋画の模写をする。
大阪豊能町の藁葺き屋根を見て回る。
高校時代は美術部でした。
高校近くに日大芸術学部(東京都西武池袋線江古田駅)があり、好奇心から制作途中の作品が見たくて油絵科、彫刻科などの各教室に忍び込み、 芸術祭展示の空想世界 自己表現 衝撃的な絵画を羨望な眼差しで見ていました。




大阪府議会議長賞を受賞

2017年2月28日∼3月5日
大阪市立美術館で白亜会関西展が終わりました。

  変型120号 「ケルトの森Ⅲ」

     
   大阪府議会議長賞を受賞

下見の時 教室の先輩方々に今まで一番いいね。

面白いとお褒めの言葉を頂きました。が
 
まさか二番目に大きな賞を頂けるなんて!

とても嬉しかったです。賞金も頂きました。

ムサビに入学したのは 2015年4月

 新しい出会いを求め、人生折り返し点をとうに

過ぎ映画「最高の人生の見つけ方」ほどではないが、

好きなことをして生活に刺激が欲しかったから

今日一日楽しかった。今日はこんなことをした。と 

でも一番は東京に行く口実かな現在兵庫県に住んでいます。

自宅から伊丹空港まで車で約30分の所 

伊丹空港から羽田空港まで50分です。

昼頃羽田空港に到着するようにして 

それから六本木の国立美術館で日展や、

森美術館で村上隆曼陀羅など観たりと・・・

卒業はあまり考えていなかったけど

最近 意識するようになりブログを始めました。

ファッションデザイン

ファッションデザイン
                   
去年からの持ち越し科目

 課題1から6までありスクーリング初日(今月23日から)に持参する。

課題1 大きさは自由スケッチブックに日付を付けて気に入った写真とか記事の採集スクラップブックを作るというもの。

自分を昇華させ、独創的な創作活動を支えるためになくてはならないツールらしい。

課題2  テキストに「リラックスしてまず100色、
自分の好きな色を採取して下さい」。とあるが古雑誌といってもカラーグラビアなんか家に無いし、駅にあるパンフレットを集めたりしたが、印刷のきれいな物なんかそこらに転がっているわけ無い、カラーチャートはAmazonで購入したが、去年は挫折した。

課題4 ケント紙を用いて質感のサンプラーをつくるというもの。
造形基礎を思い出す。問題は課題6サンプラーづくり 教科書を眺めては(-ω-;)ウーン。参考作品無し。
独創性をはぐくむため愛のムチなのでしょうか?
 


今年こそはと3月頃からぼちぼち準備を始めたが、白亜会関西展に出品するF100の作品制作に追われ課題は中断、と言うか私の頭から吹っ飛んだのだ。そして早11月に突入。。。


課題1から6持参でやっとのことでスクーリングに挑む しかし
ファッションデザイン スカーフというネーミングに勘違いをするも最後まで理解できず、評価は良 ぎりぎりライン。 表現に力を入れすぎて、私の場合 布に対する思いが足りなかったようだ。
もっとも評価の高かった方の作品は捨てられない色々な古布から作られたカメレオンのスカーフ?でした。
古布は例えば ブラジャーのワイヤー こどもの靴下 旦那さんのステテコ等です。

新しい布でしたら加工し工夫して作品にするか!

2017年4月21日金曜日

・北海道から国後島を見たくて

国後島を見たくて  

全行程 天気悪く濃霧だったけどそれなりに楽しかったです。